📖 売れる接客の教科書シリーズ
「なんで私だけ売れないんだろう…」
接客の仕事をしていると、一度はそう思ったことがあるはずです。同じ店、同じ商品、同じ時間帯なのに、隣のスタッフはどんどん売れていく。
その差はいったいどこにあるのでしょうか。
私は現在、外資系ラグジュアリーブランドでプレーイングマネージャーとして働いています。現場でプレーヤーとして接客しながらチームを育て続ける中で、成果を出すための行動パターンを日々肌で感じています。
そんな私が断言できることがあります。
その差は、たった一つの「視点」の違いだった。
売れない人がやりがちなこと
売れない販売員に共通しているのは「商品を売ろうとしている」ことです。
❌ 商品軸の行動パターン
- とにかくたくさんの商品を見せる
- 商品の説明をひたすら続ける
- お客様の反応を見ずに一方的に話す
→ お客様は置いてけぼりになります
売れる人がやっていること
一方、売れる販売員にはこんな特徴があります。
✅ お客様軸の行動パターン
- 元気で明るく、笑顔がいい
- 会話のキャッチボールができる
- 質問でお客様の話を引き出せる
- 似合わないものは「似合わない」と正直に言える
- 商品を絞って見せる
- テンポと間がいい
- 常に予算達成を意識している
→ 全部お客様を中心に動いています
売れる人は「この人に何が合うか」「この人は何を求めているか」を常に考えています。
では〇〇の答えは?
売れる人は「お客様」を見ている。
売れない人は「商品」を見ている。
ファーストアプローチが売上を決める
お客様が入店してから最初にかけるお声がけを「ファーストアプローチ」と呼びます。このファーストアプローチがうまくいけば、商品が売れるといっても過言ではありません。第一印象がすべてです。
ファーストアプローチとセカンドアプローチ
- ファーストアプローチ:入店直後の第一声。警戒心を解き、「話しかけても大丈夫な人」と感じてもらうための一言
- セカンドアプローチ:ファーストアプローチの後、お客様が少し落ち着いたタイミングでオープンクエスチョン(「はい/いいえ」で終わらない質問)でニーズを引き出す
この2ステップを意識するだけで、接客の入り方がまったく変わります。詳しくは第2話:最初の一声で決まる!売れる接客の入り方で解説しています。
まとめ
- ✅ 売れない人は商品を売ろうとする
- ✅ 売れる人はお客様を理解しようとする
- ✅ その差が積み重なって、大きな結果の違いになる
📋 明日からできること
✅ 元気で明るく、笑顔でお迎えしてみよう:第一印象はほんの数秒で決まります。笑顔とトーンを意識するだけで、お客様の警戒心がほぐれます。今日1日、入店されたお客様全員に試してみてください
✅ オープンクエスチョンをしてみよう:「何かお探しですか?」ではなく「どんなものをお探しですか?」。「はい/いいえ」で終わらない質問に変えるだけで、会話が自然に広がります
📖 次回予告
【第2話】現役ラグジュアリーブランドマネージャーが教える|最初の一声で決まる!売れる接客の入り方
売れる販売員と売れない販売員、最初の差はどこで生まれるのか。「いらっしゃいませ」の後の一言が、お客様の警戒心を解くか、壁を作るかを決めます。最初の一声で差をつける具体的な入り方をお伝えします。

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